総括:アース・デザイン齊藤
冒頭フォローするわけではないが、Mリハウスの査定は間違いではない。
甘いだけである。
ご存じの通り不動産には正札がついていない。 これはすなわち、不動産の価格には正解があってないということを意味する。
いうまでもないことであるが、本件の成功の根幹は、Mリハウスの査定額を700万円も上回った、所有マンションの最終売却価格にある。
700万円という金額を3%金利で30年返済してみると、その返済総額は1,062万円になる。月額ベースでは29,500円(ボーナス無しの場合)。
Yoさんは適切な判断によって30年間、毎月欠かさず、ちょっとした高級レストランに通う権利を手にしたのである。
不動産の場合には一つのアドバンテージが雪だるま式に好事をもたらすことがある。 実際、この700万円という数字は一度のキャンセルがあってこその値段だし、その余裕を持ってYoさんは自身の宅地購入希望エリアに先行移住までしている。
更に、有償の設計競技(コンペ)についても大変贅沢な売れっ子設計者2名を立てて実施できた。
余裕があっての買い物とそうでない買い物には当然に差が出てくるであろう。
今後のYoさんの厳しい宅地選択がどのような形に結実するか、アース・デザインとしてもとても楽しみである。
本件については設計競技についても触れないわけに行かない。
この設計競技はSu建築士(図書館では全国区・公共工事にも多くの実績)とMi建築士(店舗や美容院等に実績多数)の好意によって成立したが、2名から1名を選択するための手段であったはずの設計競技後、Yoさんは多分、それまで以上に大きな悩みを抱える。
両者の提案内容が本当に素晴らしく、それは事情さえ許せば2軒住宅を建てたいと誰もが思うような内容であった。
今後、アース・デザインでは設計競技については積極的には行わない方針であるが、貴重な事例として、是非、今回の設計競技については後述資料にお目通し頂きたいと思う。
設計競技がその提案の優劣を単に決定しただけのことではないと言うことがご理解いただけると思う。
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